光の表象 田原桂一 光画展
何必館・京都現代美術館
光の実在に目覚め、光を発見した、パリの屋根裏部屋。
パリと京都はよく似ているといわれます。
それは、共に時間をかけて造りあげらた街だからです。
一筋縄ではいかない難しさと面白さが共存し、
そこに住む人々の感性をしたたかに育てているのです。
1972 年、小さな劇団の照明係として渡仏、
公演後そのままパリに残った田原桂一は、
写真家を目指し、わずか5 年後の26 歳の時、
「窓」のシリーズでアルル国際写真フェスティ
バル大賞を受賞、一躍世界的な脚光を浴びます。
以後、木村伊兵衛賞、ニエプス賞、シュヴァリエ文化功労賞と
受賞を重ねてきました。
本展では、プラチナプリントという
古い手法で焼き付けた「都市」「窓」「エクラ」「ヌード」
「トルソー」の5つのシリーズを中心に、石やガラス、
布などに印画された作品約60 点を
展覧いたします。初期から現在に至るまでの、
田原桂一の「光の軌跡」を、この機会にぜひ御高覧ください。
会 場 何必館・京都現代美術館
〒605-0073京都市東山区祇園町北側271
http://www.kahitsukan.or.jp
会 期2016年11月04日(金)~12月25日(日)
休 館 月曜日
時 間 10:00−18:00(入館は17:30まで)
入館料 一般1,000 円 / 学生800 円
田原 桂一 サイン会
11 月5 日(土)、11 月20 日(日) 午後2 時
12 月3 日(土)、12 月24 日(土) 午後2 時